「暗記が苦手なんですよね…」
よくこんな言葉を耳にする。
それが口癖になっている人もいるんじゃない?
でもね、暗記が苦手だからって、覚えなくていいってわけじゃない。
定期テストでも高校受験でも、
「なるほど、君は暗記が苦手なんだね。それなら仕方ない。特別に点数をあげよう」
なんて言ってくれる優しい先生はいない。
暗記しなくちゃいけないことを、期限までにちゃんと覚えたか、
それでテストの点数が決まるし、受験の合否だって決まる。
僕はにっさい校の生徒たちに常々こう言っている。
「自分で暗記が苦手っていう自覚があるなら、他人の2倍、3倍努力したのか?」って。
もちろん、暗記には得意・不得意がある。
少し勉強しただけで、全部覚えてしまう人だっている。
でも、そんな人たちを特別扱いして、
「あいつは俺と違うんだ」「私はあの子みたいにできない」
と言ったところで、自分自身は何も変わらない。
元々持っている知識が多い人ほど、より多くの知識を覚えられる。
っていう科学的な話もあるけど、
まずは「自分は暗記が苦手なんだ」という思い込みを捨てて、
与えられた課題を完璧になるまで覚えること。
たとえどんなに時間がかかったとしてもね。
暗記は時間がかかるし、地味で面白くない、面倒くさい。
そんなイメージを払拭しないといけない。
にっさい花みず木校 中村