なぜ塾に通っているのか？

 

という問いに対して

 

多くの人が

 

わからないところを先生に教えてもらえる

 

と答えるでしょう

 

 

しかし

 

それだけが塾のすべてではないと考えています

 

むしろ

 

それを目当てに塾に通うのは危険だと思っています

 

 

それはなぜか？

 

子どもたちが

 

分からなければとりあえず先生に質問しておけばいい

 

という思考になってしまうからです

 

そういう子たちは

 

もし質問できない状況になったとき

 

「だって分からないんだもん」

 

「先生が教えてくれないんだもん」

 

と言って

 

間違いなく思考停止状態に陥ります

 

 

でもそれだと困るんですよね

 

その子たちが高校・大学・社会人へと進んでいったときに

 

すぐに質問できる人が隣にいるなんて状況は間違いなく減っていくんですから

 

もしそういった状況になったとき

 

自分ならどうやって解決するかという引き出しを持っておいてほしいわけです

 

 

子どもたちの「わからない」という問題には幾つかのパターンがあります

 

例えば英語では

 

文の作り方（英語の語順）がわからない

 

英単語が書けない

 

英単語が訳せない

 

などなど

 

たくさんのわからない要因があるわけです

 

 

studentのスペルがわからないといった場合に

 

先生が別の子の質問対応をしているから待っておこう

 

というのは時間のムダです

 

ちょっと自分で調べればわかることですよね

 

 

塾には教科書もありますし

 

普段の授業で使っている問題集もあります

 

ワークの解答・解説だって持っているはずです

 

もちろん質問できる先生だっていますよ

 

先生に質問するというのは

 

わからない問題を解決するための手段の一つに過ぎないということです

 

 

分からない問題に出会ったとき

 

これは教科書を見ればいけそうだ

 

これは惜しいところまでできたから解説を見てみよう

 

これは先生に解き方を聞いた方がいいな

 

というように

 

自分で「わからない」の分析をして

 

それに応じた選択をできるようになってほしいんです

 

そうすれば

 

この先大きな壁にぶつかったとしても

 

自分なりの解決策で乗り越えていけると思うんですよね

 

 

 

にっさい花みず木校

中村