こんにちは。

にっさい花みず木校の中村です。

埼玉県の私立高校入試まで残り１週間です。

私立単願の生徒たちは必死に過去演習に取り組んでいます。

最後の追い込みですね。

公立高校入試まではあと５週間ちょっと。

公立高校受験を控えた生徒たちにはこう伝えています。

「入試直前の１週間は新しい問題にチャレンジするのではなく、これまでやってきた問題を振り返ろう。」と。

要するに、新しい問題に取り組むのはあと１ヶ月にしようということです。

受験生の皆さんは、過去問演習などたくさんの問題を解いているところだと思います。

そこで多いのが、

問題を解く ⇨ 丸つけをする ⇨ 間違えた問題の解説を読む or 質問して解決する

という流れ。

これが基本ですよね。

誰でもやっていることだと思います。

しかしそれには落とし穴が１つあります。

それは、

「これまで間違えた問題を一通り見返してごらん。」

と言われた時に、何を見て良いのかわからないという状況になってしまうこと。

ノートや解答用紙を見返しても、どんな問題かはわからないですし、

過去問、プリント、テキストなど、見返さなくてはいけないものがたくさんあるからです。

そこで必要になってくるのは、

自分がこれまで解いてきた問題を復習できるように

１つにまとめておくという作業です。

にっさい花みず木校の受験生には、

教科ごとにファイルを作って、自分が間違えた問題を全てそこにまとめてさせています。

過去問、テキスト、プリント、学校でやった問題も全部です。

テキストなどはコピーして１冊にまとめます。

もちろん、ただファイリングするだけではなく、問題用紙に自分なりの解説を書き込みます。

・忘れていた、覚え切れていなかった単語・用語・知識

・問題の解き方の流れ

・ここに気が付けば解けたのに！というポイント

などなど、

自分の知らなかったこと、大切だと思ったことなどをどんどん書き込みまとめることで、

自分の苦手な部分が詰まった、自分だけのファイルが完成するのです。

この１ヶ月の間、そうやって自分の間違えた問題をコツコツ溜めておくことで、

入試直前になって、

「もう過去問も一通りやったし、今から何を復習しよう？」

「この単元を復習して、もし入試で出なかったら？」

などと焦らずに済みます。

自分の苦手が詰まったファイルが目の前にありますからね。

あとはそれを何度も見返して復習していけば良いのです。